« 2007年10月02日 | Top

最新記事【2007年10月03日】

以前から、漠然と健康に良いとかダイエット効果があるというお茶はありました。そもそもお茶は、昔は薬として飲んでいたそうですから、健康に良いのは当然ですね。最近は中性脂肪を減らすお茶、とうたったお茶が出回っています。緑茶のほか、ウーロンやプーアール、ラフマ、トチュウなどの中国のお茶や、桑やアカザのお茶も中性脂肪を減らす効果があるそうです。

お茶の中性脂肪を減らす効果というのは、大きく分けて3つの成分によるものだとか。まずカフェインには、ノルアドレナリンの放出を高めて中性脂肪の燃焼を促進する作用が、ポリフェノールには、ノルアドレナリンの分解を抑制し中性脂肪の燃焼を促進する作用があります。そして、カテキンの1種には中性脂肪の吸収を阻害し、血中の中性脂肪の上昇を抑える作用があります。これらの1つまたは複数の作用で、お茶は中性脂肪を減らしてくれるわけです。桑のお茶は、糖分の吸収を阻害することによって、糖分から産生される中性脂肪を抑制するとか。ビックリしたのはアカザのお茶で、血中の中性脂肪だけでなく血管壁に付着したコレステロールまで溶かすそうです。

これら中性脂肪を減らすお茶に限らず、健康食品には速効性は期待できないわけで、まあ、美味しくお茶を飲んで、気がついたら中性脂肪が減っていた、となればいいのですが。

スポンサード リンク

中性脂肪と病気

食事の欧米化に伴って、肥満との関わりで中性脂肪の弊害が語られるようになった。肥満と言うと、判り易い病気としては糖尿病があるが、実は中性脂肪は様々な病気の原因となっている。中性脂肪は、善玉コレステロールを減らし悪玉コレステロールを増やすので、中性脂肪が過剰だと、血管にコレステロールが付着したり血液の粘ちょう度が高くなるのだ。

そして、血管の病気の代表格である動脈硬化を引き起こし、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤といった病気に発展する。これらの病気は糖尿病と高脂血症が合併した時も起こり易い。また、腎臓病・肝臓病・通風などの病気にも繋がる。大半の病気は血液が濁ることによって発症すると言われるが、この点で、中性脂肪が病気の元凶であることは多いのだ。

また、皮下脂肪に中性脂肪が蓄積されていない隠れ肥満が増えている。内臓や血液中に中性脂肪が貯まっているのだ。見た目太っていないので、病気が発症しない限りは中性脂肪を貯め込んでいる自覚がない。

中性脂肪が悪と言うわけではない、中性脂肪はエネルギー源として必要なものではある。しかし、飢えや寒さに耐え忍ぶ必要がない現代では、中性脂肪を蓄え過ぎることは病気を招くことになる。中性脂肪と病気との関係からも、最大の病気の予防は摂取ではなく排出なのだろう。デトックスが流行るわけだ。


スポンサードリンク
更新履歴